シソ茶
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 原産地はインド、ヒマラヤ、ミャンマー、中国南部で、シソ科の一年草です。青シソ、赤シソなど品種がいくつかあります。
成分  ルテオリン(フラボノイド)、ロズマリン酸、ビタミンA、B、C、カルシウム、リン、鉄やカロチンが豊富に含まれています。アオシソの種子の中には脂肪酸(αリノレン酸)がありますが、αリノレン酸はすぐに酸化されて有害な過酸化脂質になります。ゴマやシソの種子は食べる直前に炒るようにしてください。なお、シソの種子に有効成分(ルテオリン、αリノレン酸)が多く含まれています。葉や茎には香り成分の精油ペリラアルデヒド、ディ・リモネン、アルファー・ピネーンなどが含まれ、殺菌作用があります。
作用  抗酸化、防腐、殺菌、精神安定、健胃、整腸、利尿、浄血、解熱、発汗、鎮咳、去痰、鎮痛、鎮静、抗アレルギー、新陳代謝の促進作用があります。特にルテオリンは高い抗酸化力を持っており、抗アレルギー作用が強いです。ロズマリン酸には過剰な免疫反応を抑制する作用があります。
効能  古くから魚介類の解毒剤や醤油の防腐剤として使われています。刺身には必ずといってよいほどシソの葉がついています。
 動脈硬化、心臓病、糖尿病、軽度の急性腸炎、下痢(冷えによる腹痛や食あたり)、花粉症、アレルギー性皮膚炎、筋肉痛や神経痛にも良いそうです。また、食欲を増進させ疲労回復、ストレスに効果があるようです。シソを嗅ぐことによって、胃腸の働きを整え、精神を安定させる効果があるようです。
 シソは風邪、気管支炎やぜんそくの漢方薬にも入っています。風邪をひいて胸が息苦しく悪心や嘔吐などの症状があるときに良いようです。シソは胃腸の弱い人の感冒薬として欠かせません。
 シソの実や茎は咳によく効くようです。また、妊娠中の嘔吐、胸が息苦しい、悪心、下腹部痛などの症状にも良いようです。
取り方  7〜9月頃葉を摘みとり、陰干ししたものを蘇葉(そよう)、果穂を陰干しにしてもみほぐし果実だけにしたものを蘇子(そし)といいます。漢方では赤シソを使います。
飲み方  蘇葉を粉末にして茶さじ1杯を急須に入れて熱湯を注ぎ、15秒ほどすると飲めます。
 生の葉を使うときは、これを細かく切って袋に入れて鍋で煮出してからお湯に入れます。
 また、蘇葉を粉末にして茶さじ1杯を飲むか、蘇子3〜6gを湯か水で飲んでも魚介類の食あたりに効きます。
 煮出す場合は、シソの葉か実、みかんの皮、ショウガ(それぞれ3gを一日量として3回に分ける)を煮出して飲むと、風邪をひいて寒気があるときや、アジ、サバに多い寄生虫アニサキスの殺虫に効果があります。咳が出るときは、シソの生の葉の汁か赤シソの葉を煮出して飲むと効きます。口内炎、咳止め、痰切り、扁桃炎などにはうがいに用いると良いです。
 肉、魚介類で食あたりをしたときは、葉の煮汁、生の葉の汁、熱湯でシソの葉をふりだした汁、シソの煮汁を飲むと効きます。湿疹には煮汁を塗っても効果があります。
 胃が悪くて食欲がないときはシソの葉を煮出して飲むと効きます。
その他  切り傷などで出血したときは、水に浸したシソの葉を手で十分に揉んでから傷口に貼ると、化膿せず傷跡も残らずきれいに治るそうです。
 しらくも、はたけ、たむし、水虫などのカビ類による皮膚病には、生のシソの葉を揉んで汁をときどきつけると効くそうです。
 冷え症、神経痛、リウマチ、筋肉痛、腰痛には茎葉を袋につめて浴料として使います。

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紫蘇1

紫蘇2
文献
 1アレルギー治療!それは身近なところら!!,古田泰之,日本薬学会第121年会,2001
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