烏龍茶
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 中国福建省が産地で、発酵度70%前後の半発酵茶です。現在は福建、広東、台湾が主産地ですが、それぞれ味や香りが違います。ウーロン茶に香りをつけたものにジャスミン茶などがあります。
成分  カフェイン、カテキン、ポリフェノール、アミノ酸、糖質、カルシウム、カリウム、鉄など。
作用  カフェインには覚醒、胃液分泌促進、体脂肪の燃焼促進、利尿、強心作用があります。カテキンには解毒、殺菌、止血、消炎作用があります。烏龍茶ポリフェノールには中性脂肪・コレステロールの減少、抗酸化、脂肪の吸着・排泄、保水作用があります。
効能  酔いさまし、二日酔い、虫歯予防、疲労倦怠、消化不良、下痢、高脂血症、高血圧や動脈硬化、肥満予防、美容に良いようです。カロリー消費を増やすため、ダイエット効果があると言われています。

*良い茶の見分け方*
外観芽は大きく肥えて堂々とし、白毛が顕著です。色は青褐〜黒緑色で、潤のある鮮やかな光沢があります。形はよくよれて湾曲していて、香りは明瞭です。光沢のある黒緑色あるいは青褐色をしていて、よくうねった、香りの良いものを選びます。
茶湯あざやかな琥珀〜橙紅色をしており、天然の熟果香、あるいは蜂蜜に近い香りを帯びています。味は甘みがあって口中に広がります
湯を含くんだ茶葉 淡褐色で縁は紅色、葉の基部分は淡緑色です。これは発酵が適当であったことを示しています。葉片はよく整い、枝と葉がつながっています。
飲み方  まず、新しい水を沸騰させます。ポットのお湯ではいけません。ぐつぐつ沸騰し1〜2分たったら、茶葉を急須の半分〜3分の2くらい入れてお湯も溢れるくらい急須いっぱいに入れます。一人で飲むときは小さめの急須にします。1煎目は1分半、2煎目は2分、3煎目は3分、4煎目は4分と少しずつ時間を増やしていきます。詳しくは中国茶をご覧ください。
 緑茶やコーヒーほどではないですが、体を冷やす作用がありますので、必ず温めて飲みます。冷たいウーロン茶は体を冷やしすぎますので夏の暑い日でも冷えたものは控えた方がよいです。
 市販品のティーバッグは「お召し上がり方」に沿ってお召し上がりください。
 ウーロン茶は体への刺激が少ないので普段のお茶として最適です。が、飲み過ぎはよくないです。
 薄いお茶よりも濃いめの方がダイエット効果は高いと思いますが、一度にたくさん飲むよりも一日に頻繁に持続的に飲む方がエネルギー消費に効果的です。但し、濃いお茶を飲み過ぎると胃に負担がかかるので注意してください。また、胃弱な人は飲まないでください。
 購入する時は2ヶ月分以内にします。購入したら、密閉できる容器に入れ、冷蔵庫で保存します。
豆知識  烏龍茶を飲んでいれば痩せられると思っているあなた。それは間違いです。
 ウーロン茶ポリフェノールは食べ物の脂肪分を吸着して体外に排泄する働きと血液中や皮下脂肪の中性脂肪を分解して遊離脂肪酸にする働きがあります。生成した遊離脂肪酸は使われないとまた脂肪へと再利用されます。つまり、遊離脂肪酸を消費させれば痩せられることになります。それには運動する必要があります。
 痩せるためには烏龍茶を飲んだ後に適度な運動をすることが必須条件です。効果的な有酸素運動をして脂肪を燃焼させないとダイエットできません。烏龍茶はそのための補助飲料であると考えてください。烏龍茶の効果を得るためには一日約1リットルを3時間ごとに飲むのが良いです。市販の缶やペットボトルで十分です。が、一日1リットルが大変な方はポットに烏龍茶を入れ加熱し、2倍程度に濃縮させてから飲むと飲む量が減らせます。ただし、軽度の副作用がみられることもあります。

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文献
 1烏龍茶は自然発症高血圧ラット(SHR)の血圧を低下させる,谷田 守,肥満研究,8Suppl.,121,2002
 2健康茶の抗肥満作用(第1報)各健康茶素材のラット脂肪細胞における脂肪分解及び膵臓リパーゼ活性に及ぼす影響,奥田拓道,日本体質学雑誌,63,60-65,2001
 3烏龍茶抽出物の抗炎症効果,中里賢一,日本農芸化学会誌,72(1),51-54,1998
 4アトピー性皮膚炎に対するウーロン茶の臨床効果,上原正巳,皮膚科紀要,92(2),143-148,1997
 5ウーロン茶のアレルギー性接触皮膚炎に対する抑制作用,藤居 瓦,皮膚科,92(2),103-105,1997
 6ラット肝癌形成における黒い紅茶の抽出物と烏龍茶の抽出物であるカテキン類の抑制効果,Matsumoto Natsuki,japanease Journal of Cancer Research,87(10),1034-1038,1996
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