薬用ニンジン茶
(朝鮮ニンジン茶、高麗ニンジン茶)
line

 薬用人参にはオタネニンジン,朝鮮人参,高麗人参、トチバニンジン、三七ニンジンなどがあり、個々に呼ばれています。本来はオタネニンジンの根を乾燥させたものを高麗人参または朝鮮人参と呼んでいます。吉林参(きつりんさん)、朝鮮参(ちょうせんさん)、石柱参(せきちゅうさん)、紅参(こうさん)、白参(はくさん)は全て高麗ニンジンです。トチバニンジンは他の人参とは薬効が異なります。野菜のニンジンはセリ科ですが、薬用ニンジンはウコギ科オタネニンジン属です。中国、朝鮮半島原産の多年草で、春〜夏にかけて花が咲き、秋に真っ赤な実をつけます。ツリガネニンジン茶はキキョウ科の多年草で、各地の日当たりの良い野山や土手で見られ、薬用になります(薬効は異なります)。
成分  ジンセノサイド(サポニン配糖体)、脂肪油、コリン、パナセン、ビタミン、ミネラルなどを含んでいます。人参のサポニンはインスリンの働きを高める作用があります。
作用  抗ストレス、抗癌、血圧上昇、強壮、強精、強心、鎮咳、健胃、鎮静、抗利尿、新陳代謝機能亢進、血糖降下作用があります。トチバニンジンには健胃、解熱、去痰作用があります。
効能  神経痛、リウマチ、胃弱、食欲不振、肩こり、冷え症、便秘、糖尿病、滋養強壮、病中・病後の体力回復、疲労回復、老化予防、貧血、気管支炎、喘息、虚弱体質の改善、精力の増強に良いようです。
 トチバニンジンは消化不良、食欲不振、気管支炎などに良いようです。
取り方  種をまいて4〜6年目の10月ころに、根を掘り取り、水洗いして、皮を除いて陰干しにしたものを白参(はくじん、ニンジン)、水洗いした後、細い布きれを巻いて蒸して日干ししたものを紅参(こうじん)と呼びます。
普通は手に入りませんので、市販品を購入します。上質な根を使っているものは値が高いですが、見た目ではどれが上等品かよくわかりません。値段が値段だけによく確認してから購入してください。
飲み方  市販品は根3gほどを細かく刻んで水4〜500mlで煮詰め、3回に分けて飲みます。根は冷蔵庫に保管しておけば数回使えるそうです。
 オタネニンジンを煮出す場合には、1日量8〜15gを2〜300mlの水で煮詰めて3回に分けて食間に飲みます。
 トチバニンジンは1日量5〜8gを500mlの水で煮詰めて3回に分けて食間に飲みます。
注意  以下の症状の方は使用を控えたようがよいです。
  腎機能障害があり尿量の減少や浮腫がみられる
  風邪で発熱がある
  長期間連続の使用で不眠、動悸、血圧上昇、頭痛などの症状があらわれる
  高血圧症の方は多量に摂取すると脳内出血を起こすことがあります。
  アレルギー体質、高血圧、肥満の人は常用しない方がよいです。

home

文献
 1
 2
 3
 4
 5
 6
 7